🏡おうち矯正🚗
Q矯正開始年齢がなぜ乳歯列期からではないのですか?
乳歯は生後6ヶ月頃前歯から萌出し、3歳で乳臼歯は生え揃います。
👆写真は【3歳の女の子】です。
Q綺麗な乳歯列ですが、問題はないでしょうか?
🦷永久歯と比べてみて下さい🦷
前歯4本の歯冠幅の合計は、乳歯よりも永久歯の方が、
上顎で7mm、下顎で5mm大きいのです。
そのおおきな歯がきちんと並ぶようにするには、乳歯と乳歯の間にそれだけの隙間が必要です。
ぎっちり乳歯のまま永久歯に生え変われば、必ず叢生になります。歯科医師でなくても分かる話です。
では、どんな歯並びならいいのでしょうか?前歯部にすき間のある発育空隙のある歯並びが、正しい歯並びです。
先日、三野町保険センターで、3歳児の歯科検診に来られていた小児16名中、このような発育空隙がきちんとあった小児はたったの2名でした。
では、どうすればいいのでしょうか??
叢生の発症率は40%です。60%の幼児は何ら食事の指導をしなくても、自然に正しい歯列に育成されているので、決して難しい指導ではありません。
とにかく、あごの成長はしっかり嚙むことが大切です。
👆10ヶ月の指導で発育空隙が出現しました。
この指導が”おうち矯正”です。
現在、乳歯列期の空隙のない歯列の割合の世代間比較では、2022年では、42%に増加しています。
つまり、【全体の4割もの幼児】が将来歯列不正になる可能性があることになります。
👆これは、{7歳の女の子}です。上下の前歯がいかに乳歯より大きいかが分かります。
ここから次々に永久歯が萌出していきますので、6~7歳からしっかり噛んでおうち矯正!では、間に合わないのです。勿論あごの成長が期待できない訳ではありませんが、矯正装置が必要になります。
👆これは、{7歳の男の子}です。しっかり嚙む(バイオロジカル矯正)と矯正装置(メカニカル矯正)の両方からの矯正指導が必要です。
👆これは、{9歳半の男の子}です。3番目の犬歯が2番目の歯の上に重なる様に生えてきています。
こうなってからの(混合歯列期後期:10歳~12歳)の矯正治療は、(混合歯列期前期:6歳~10歳)の治療に比べてかなり難しくなりますし、
『非常~~~に矯正期間が長く』なってしまいます。
だから!だから‼
こうなってしまう前に“(-“”-)”
こうなってしまう前に(/ω\)
おうち矯正が大切なんです( `ー´)ノ
小学校時代、矯正装置を近所の歯科医院で作り、しばらく入れて頑張っていたけれど、途中で嫌になってやめてしまった・・・・・。
けれど・・・中学・高校生になって自分の容姿や歯並びが急に気になってきて、保護者の方と矯正相談に来られる方がおられますが、そういう方の症例を診させて頂く度に思う事があります。
それは・・・
【やった分だけの結果がそこにある‼】
ということ( ^ω^)・・・そのお陰で歯を抜かずに矯正(非抜歯矯正)ができました。
下の前歯は5歳半頃から6歳、上の前歯は7歳頃から萌出してきます。
幼稚園に通っている頃(3歳)頃から「おうち矯正」をしておかないと、小学校に通う頃(6~7歳)からでは、もうおうち矯正だけでは間に合わなくなってしまいます。
おうち矯正は、あごの成長だけでなく、顔の成長にも関係していて、とても大切です。
【毎日の食事🍚&おやつ🍩🍪]
お子さんに、何を食べさせていますか?
【お口ぽかんといつも開いていませんか?】
【爪を噛んでいませんか?】
【つばを飲み込む時、舌を出していませんか?】
このような、普段何気なくやってしまっている癖でも歯列不正はおこります‼( `ー´)ノ
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うちの子、何か歯並びおかしいな?と気が付いたら、
このような癖がないか、保護者の方はじっとお子さんを観察してみてください。
『おうち矯正』は、しっかり噛むトレーニングだけでなく、こういった{無意識にやってしまっているお子さんの癖を治してあげる矯正}でもあるのです。
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